２月１７日１：５６　しし座の満月

on 2月 14, 2022

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２月１７日１：５６　しし座の満月

こんばんわ。

新年が明けてからあっというまに一月が経ち、ふと気付けばもう２月も半分も過ぎてしまいましたね。

１７日には、私たちは獅子座の満月を迎えるわけです。

満月は一つのサイクルの節目。２週間まえの新月から終わりを迎えるということになります。

ただ終わりと云ってしまうと極端ですね。ひとつの区切りと云ったほうが良いでしょう。

じつはこの週末は東京や日本各地で大雪警報が発令されましたが、なんと以前にもそんな時があったのです。

今回満月をむかえるポイントは【　獅子座２７度　】。

過去にもほぼおなじポイント近くで満月を迎えたのが、八年まえの２０１４年２月１５日でした。

この時は獅子座の２６度。ほぼおなじ度数であったと云ってもいいほどです。

この年も大雪が日本海側で発生し、実際に都内でも交通網がマヒするほどの大雪日になっていました。

ちょっと視点を変えて、皆さんはいまの世界情勢をどう見ていますか？

ロシア軍のウクライナ侵攻による大陸側では世界をゆるがすほどの緊張態勢が敷かれています。
ここ数日間のあいだにもアメリカ合衆国側もウクライナ政府と共闘する形でますます緊迫感がましていますね。私は気になって調べてみた所、実は前回の獅子座満月の前後あたりでも同じような状況になっていたのです。ロシア軍によるウクライナの領土であるクリミア半島へ軍事侵略が実際に行われた機関でもあったのです。

クリミア危機・ウクライナ東部紛争

２０１４年２月１５日の獅子座満月の配置は
月：獅子座　２６度　第５ハウス
太陽：水瓶座　２６度　第１１ハウス、おなじく水瓶座水星（逆行中）２８度との重なり。

当時のニュースのおもたるトピックスは大きく二つに分かれていました。一つは【　発展途上国、貧困地域、弱者、紛争地域への救済　】について世界各地で声が上がっていた点。スーダン、ソマリアでの紛争に外国からの介入がはげしく行われ、国際機関も難民への支援に積極性をみせていた時期です。
総じて貧困弱者への救済については国際レベルで足並みをそろえようとしていた流れが見られます。

これは当時の満月時の星配置でいいますと第７ハウスに位置していた天秤座の火星と水瓶座太陽の風エレメントの調和による「対話のエネルギー」が増した影響でしょう。同時により追い風となっていたのが上記のウクライナ・クリミア半島への侵攻です。このときは実際に政府軍とロシア陸軍との衝突が激化し、市民にも多くの犠牲者が出ました。これは対話のエネルギーを戦いに向けてしまった火星から獅子座満月への悪影響とも読めます。
決して星が悪いわけではないですよ。

ここまで読んでいただいていかがでしょう？２０２２年２月のいま、情勢はまた８年前の悲劇と同じような方向へ向かっています。

星だけの話をしておきますと、今回は両軍の激しい衝突が起きる前に

第７ハウスに位置する双子座の支配星、水星が水瓶座にいます。戦争の星である火星も今回は吉星である金星と重なっているのでそうそう簡単に戦争にまで発展するようには思えません。

おなじく土の星座、牡牛座の天王星が状況の変化にひとやくかっている状態です。
※アメリカ合衆国の建国は定義上、牡牛座うまれとされています。

少々きわどい配置ではありますが、このまま冷戦状態が続くものと思われます。

なんにせよ犠牲者がでないことを祈るばかりです。

２０２２年の獅子座満月は？

さて、こうして過去の満月のはなしまで持ちだしてなんの意味があるのか？
それは歴史と経験から学べることがあるからです。

紛争も貧困も戦争も人類の暗闇でしかありません。

だれだってしたくはないですし、もしそんな状態に陥ったら一刻も早く抜け出したいと思うはずです。

その為だったらあらゆる手段をこうじて抗い、練磨し、実践してゆくでしょう。

それが今回の獅子座満月のテーマです。

獅子座　２７度　サビアンシンボル【　東の空の夜明けの輝き　】カテゴリー：「誓約」自己表現がやっと達成される。

このシンボルで満月を向かえることが何を意味するのか。

「　夜明けのまえは当然ですが、夜ですね。ながいながい暗闇のときです。
ものごとを端的にそれだけを観てしまえば、暗いことや辛い事、トラブルは負の経験でしかありません。ですがこの世は一つのサイクルの中にある。日が照るときがあれば必ず夜がやってきて、私たちはそのなかで道に迷い、苦しい想いをし、試練を受け、立ち向かわなければなりません。

しかしその闇は必ず終わりを迎えます。東の地平線から太陽が顔をだしたとき、もがき苦しみつつも諦めなかった世界を照らし出すのです。そうして暗闇の間に経験し身に付けた事によって、また同じこと、試練が訪れた時も、あわてることなく対処できるようになる。こうして力を鍛え、活かす際の歓びがあるからこそ世界はまた暗闇の中でも立ち向かってゆけるのです。こうしてこの世の大きな循環のなかを延々とすすんでゆく。過去があるからのいま。夜明けを待ち望む獅子座らしい開花のときを指しています。」

(下記のリンクは英語のみですが、私がいまもっとも各星座の角度数の解釈において信頼しているページです。ぜひのぞいてみてください。皆さんの人生の粒が隠されているかもしれませんよ。)
⇩
https://www.jamesburgess.com/

こういった意味合いの度数で満月を迎えるということは、まさに節目、ものごとの完成を意味します。
獅子座は陰ながらの努力の象徴です。
苦労を人に見せず、常に前に立たんとするからには自己練磨を絶やさない星座です。

今回は第９ハウス【研究、高騰学問、医療、国際問題、天文学、外交】の領域で迎えるとあっては、
いよいよ国際情勢にたいする視点も変わってきませんか？またコロナワクチン、新薬の新たな展開も予想されます。

みなさま個人にも想定される影響を読んでいきましょう。
大枠のエネルギーとしては

公での動向を定めるために、私的領域での視点を使う。
そして自ら動く。

これを実践してこられた方が多く居たでしょう。

公の顔ではなく、あくまで素の自分の持ち込んだ時に、その能力は仮面を脱ぎ捨てて大いに飛躍を遂げてきたと思われます。私的とは「　エゴ　」「　他人に理解されないと恐怖している部分　」とも言えます。

以前この満月の始まりである獅子座で新月を迎えた２０２１年８月８日のシンボルは１６度【　嵐のあとの煌めく陽光　】でした。やはりリンクしているように思えますね。これは非日常のなかでの躍動が人生にいきがいともよべる喜びをもたらす、という意味を持っています。半年の集大成が今度の１７日というわけです。

満月への流れはすでにはじまっていますよ！！

・　２月１４日～１５日　月は蟹座　⇒　獅子座へ移動。
この間に水星が山羊座２９°　⇒　水瓶座１°へ移動。

この日は手持ちの武器を改め直す日とお伝えしています。ゆきたい方向を定めるために見分ける必要があるからです。本当に使えるのか？ただ理想とギャップに差があり過ぎて決めきれない、捨てきれないジレンマを抱える様相でもあります。ヒントは「　リメイク　」。あなたが知らないだけで、あなたの能力は意外な使い道があるかもしれないのですよ？と牡牛座天王星が伝えてくれています。

・　２月１６日０５：４５　月は獅子座１７°、反対側へいる水瓶座土星も１７°へ移動。
この瞬間の配置は第７ハウス＝第１ハウス。

あらため直しができていようといまいと、周りから求められたらやるしかないのでは？
まだ夜明け前の暗闇の中だとしたら足掻き続けなければいけません。
立場はいくらだってかわるもの、背負うもの。そういったメッセージが届くかもしれません。
例えば「　あなたが過去に経験をしていて、そのときの評判が良くも悪くも影響してくる　」のではないでしょうか？

ちなみに、少々気になるのがこの瞬間の山羊座火星・金星チームの第１２ハウスからの影響。
秘密裏にウクライナへの侵攻が進んでいるのでは？とおもうような配置。もしくはアメリカとウクライナ政府との秘密の対応策が練られているのではと考えられます。おそらく水瓶座に水星がはいったとなので、両国間の優和対策がとられることもあり得ます。

★この満月における人々の動向、今後へのメッセージ
ASC：射手座１４度　，Pof,Pos：双子座１４度

射手座は学び。高め、伝える星座です。それが段階を越えるとしたら、手前はどうなっているでしょう？・・・１４度。この度数はこれまで盲目的によりかかるだけだった「　一塊の知識、メソッド、理論、手法、古くからなぜか更新されない手順　」。それは確かなものだったが、真に理解しきるには難解そのもの。謎解きのような「知恵、教え、教訓、知識、学識」を解明すべく自分だけではなく人は他者へ教える事で理解を深めようとしてきました。難解だからこそ、教えとは一方的になっていることを指します。

それが変わる時を迎えます。対岸の双子座は幼く、ゆえに小学校で友達とともに物事を学び交わしてゆく星座です。１４度ー・・・古くからある知恵が遺されてきたのは「　実践されてきた　」から。なのでこれまでただ「教える」だけだった人のもとにも「ではやってみよ」との転換が訪れます。遊びはつねに本番です。予行練習や稽古はなく、実践のなかで使われるから「理論」に血肉が宿る。

これまで、あなたはたのしんできたか？楽しみから他者を楽しませることを学べたのか？
そして一方的であることを捨てられたか？もしそうでないなら、これからそのときを得た方がいい。

その他の星からのメッセージ
・山羊座冥王星２７度　ー不調和の角度ー　獅子座の満月２７度

足もとのグラつき、現在地の維持が困難になることを示唆している。
現状維持をのぞむなら学びを深めるつつ、アプローチを変えることを。
変えたい、さきへ進みたいならひとつ自分を動かしていく気概を。

・水瓶座太陽、第３ハウス　ー　獅子座満月、第９ハウス　ー　牡牛座龍頭DH、第６ハウス

過去半年間、あなたが今いる場所を活かしきれましたか？得られた情報、学びを、試練の機会を血肉に変えることは出来ましたか？他人や周囲の視線に目をくれることなく、頑張りにイエスと言える人には、いままさに次のステージがもたらされる暗示が見られます。それは仕事であり、あらたな背負う役目であり。

まとめ

ここまで記したことは予測される【　傾向　】であり、
【　影響　】によって予測されることです。

今回の満月は非常にメッセージ性や影響がつよく出ると思われます。

なのでおそらく今回の満月の裏テーマは「　対価と犠牲　」ではないかと思われます。
それは時間かもしれません。気楽な日々かもしれません。ノーリスクであったこと、デメリットを想定しなかったこと、それによって得られなかったこと。背負いたくなかった役割か。はたまた面倒なことをしたくなかったか。もがくことをやめたことによって成長の機会を失ったか。今の身分を失うのがいやだったのか。

あらゆる執着がむきだしになることにもなると思えます。その執着はなぜ存在するのか。
みんななにかしら意識下で不安を抱えているからでしょう。だれだって失うのは怖いし新しいことには不安が付きまといます。それがたとえ暗闇のなかで生き残るための術であったとしても、なかなか動けないのがヒトというモノです。

どんなメッセージがいまもきていようと、日はまたのぼってくることを信じて自分を見失うことなくすすむしかないと私はかってに思っております。

変化はべつの歓びも運んできます。

今回牡牛座の天王星が位置する１１度には、重なってアラビックバーツの【　結婚　】が重なります。

結婚は人生のステージチェンジです。立場も肩書も変わりますし、背負うものも変わります。居場所も変わります。関わり合う人々も変わります。

逆に結婚や身を固めることによってその立場を変えることが出来ます。結婚は契約です。
ですが今回の満月では山羊座の金星・火星とよい配置になっています。なので条件の一致と云っては無機質にかんじるかもしれませんが、望まれるモノ、望むモノ同士のマッチングが叶う。そんな希望に満ちた星のメッセージも読み取れます。

ただしこれは【　傾向　】です。
星との対話にはご自身様の現実を主体にして日々の開運のご参考にしてくださいね。