見下している場合ではない。
追い越されてしまいますよ?
どんなに筋トレをして、ジムのスタッフと顔見知りとなり
ムキムキで、周囲から注目され、
上半身も逆三角形で、服を脱いで、筋肉を自慢ができようと
他人様の身体を「 劣っている 」
「 脱いで見せられない体型 」だと馬鹿にしている時点で
その人は真の筋トレーニーではないのでしょう。
心に脂肪が付き過ぎてますから。
太ってたりメタボの方々を悪、弱者、劣等者扱いするのは勘違いも甚だしい。
ですが非常に残念なことに、この傾向を昨今の筋トレを好まれる方の
お若いフィジーカーさんの投稿に見ました。
いつから「 服を脱いで肉体を晒せたら偉い、凄い 」 と思いこむ様になったのでしょう。
悲しい事です。
体型に優劣はない

私は己の言葉の表現のために、恩師に付き
身体を鍛える事を始めました。
それまでは普通の人よりも幾分か身体能力があっただけ。
基本的な筋肉組織も乏しく
というより、鍛えても環境的ストレスの嵐でなかで常に精神的に削り取られていくばかりでした。
そんな、死んだ魚のような目をし
猫背でゲソゲソに痩せて、時にリバウンドして足がむくんでいた時でさえも
己を鼓舞する為に自分自身の身体で出来る事をむやみに誇ったものです。
両足で立てている。まだ地に膝をついてはいない。
其れだけまずは、自分を許そうと努力していました。
それが当時の私にとって正しいと思っていたあり方です。
誰にも侵されるべきではない世界。
それは筋トレを始める前の皆さんの心の中にあったはずの世界です。
ヒトにはヒトの在り方があります。
さらには在り方にそった身体を持つ自由もあります。
誰かが自分の上腕二頭筋のかたちを誇っている隣で
また別の誰かが大好きなラーメンを食べ歩き、お腹はパンパンだけれども日本一ラーメンに詳しいブロガーである自分の舌とお腹を誇っていたりするのです。
もしかしたらあなたの傍の誰かは自分の下っ腹をへこませたいと
助けを求めてくるかもしれない。
それは「 スタイルを良くして素敵な人生を歩みたい 」
というシンプルな願いだったりするのです。
決してマッチョになって裸の写真を撮ってネット上に上げたいわけではなかったりするのです。
脱ぐ脱がないも本人次第。
少なくともトレーニング、身体の鍛錬の在り方は自己を見つめる事から始まるはず。
それは他者への感謝と経緯と支え、見守ってくれてありがとう、の念があるのではないでしょうか。
お金を払ってるから自由にジムを使い倒し、トレーナーのゆうことを勝手に解釈して好きに運動をすればいい、などと誰もしないのと同じことです。
お腹のお肉が掴めるあなたを愛して
今回は少々熱くなってしまいました。
ですがこのメッセージは半分は体型を悩み、また他人から小ばかにされて悲しいんでいる方々へ
もう半分は、トレーニー、フィットネスターなど
既に理想の体型を手にしている方々へ向けたものです。
おなかのお肉がつかめたっていいじゃないですか?
SHOCOは可愛いと思いますよ?
(不潔なのはいただけないですけれど)
世の中にはいくらだって違う体系の人が溢れています。
赤ちゃん体型の人
ゴリラのような体系の人
パンダのようにもっさりした人
樹のように健やかな人
誰一人として情けない身体の人はいないのです。
ましてや非難して良い人もあってはならない。
誰かが体型で悩んでいるなら手を貸し、努力を共にし、成果を喜び合ったらいいのです。
少なくともSHOCOは、SNSで決めポーズしている皆さんもカッコいいとは思いますけど
必死の顔でトレーニングに勤しみ
真剣に身体と向き合っているお姿の方が素敵だと思いますよ。
もし 自分よりも体型がイケてない誰かを笑いそうになったら
「心に脂肪が付く!!」 ことを思い出してみて下さい。
きっと背筋が凍りつくことでしょう。
肉体と違って心の脂肪は、そう簡単には燃焼してくれないのですから。

マルチ・アーティスト後藤祥子こと
筋トレ占星術師SHOCO
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