いまも昔も変わらないもの
非常に私にとっては身近な御存在がこんな言葉を遺してくれていました。
「 運命は星が決めるのではない、我々の思いが決めるのだ。 」
It is not in the stars to hold our destiny ,but in ourselves.
JuliusCaesar
ジュリアス・シーザーから
William Shakespeare
W・シェイクスピア
このことから何がいえるのか?
わたしたちの運命は、目に見えない不確定の未来のなかに存在しているのかもしれない。
星の影響を受けている私たちに人間にとっては、いま決めようとしてるランチのメニューですら
左右されてるのかもしれません。
でも、星を感じられている私達なら、星に操られるのではなく
その力を感じ使いこなすことが出来るのです。
【 思い、想い 】も人生の一時いっときから得るもの。
それらを掴むのは、いつだって心を包み込む肉体。
身体です。
私たちの身体は星を内包しているのです。
古代と私たちは繋がっている。
急に占星術の話になるのですが
ホロスコープ、出生図や今宙をゆく星々の流れを読み解く際に私たちが使いますのは
さまざまな手法があります。
惑星同士の細やかな角度と配置、オーブの差は占星術では確かに大切ですよね。
ただ、私はとあるベテラン先生からの言葉が一番強く胸に残っています。
「どの星座に、なんの星が居るか」
これに尽きる。 というのも、実体験、体感から思わされるのです。
「ある星座に、ある惑星が入った瞬間」
この瞬間、私達ヒト社会で流れる空気の変化を身体は感じております。
例えば、夜空に輝く 月 。
月は約3日ほどで、ひとつの星座の領域を移動してしまいます。
昨日いっぱいは蠍座に月がいて、 いまは射手座に月が移動している。
3日にいっぺんは起こる月の星座移動。これが何を意味するか。
皆さんは一昨日はのしかかるような、沈み込むような感覚に囚われていませんでしたか?
それが昨日、今日には打って変わっての軽やかさ。
何をするにしても重くない、何かから解放されたかのうような、浮き立つ身体。
すぐに行動に移せる御自身の調子の変化を皆さん感じてると思います。
私も同じです。
星とともにあり続けるからだ
古代の人々は星の流れで身体の調子を見ていました。
身体だけでなく、心も、運命も、ゆくさきも、全てです。
あらゆる物事を知る為に、星を使っていたのですね。
そして厳しい現実を生き残るために、知るということに対して恐怖を抱いてはいませんでした。
私たちの身体は星を常に感じています。
古代の人々と同じように。
なぜなら現代に生きる私たちの身体も、古代に生きた人々のそれとほぼ変わらないのですから。
なぜ、そんなことが云えるのか?
それは、古代の人々が遺してくれた知識が現代の私たちにも使えるからです。
むしろ何世紀何千年とさきの未来人である私たちにも通用する知識、
集積、学術、壮大な人間の歴史を古代の人々は紡ぎ続ける事で作り上げてくれた、と言えるのでしょう。
現に、満月を眺めればノスタルジーに浸り愛しい人に会いたくなりますね。
平安京に生きた都人も同じように感じた事でしょう。
私たちのなかには過去に存在した古代人、歴史の人々と同じものが流れているのです。
そしてそのことを、星は変わらず教えてくれます。
なんだか自分の身体が愛おしく感じませんか?
よければぜひ、自分だけのホロスコープを知ってみてください。
新たな発見があるかもしれないですよ。
良い一日を。
マルチ・アーティスト後藤祥子こと
筋トレ占星術師SHOCO
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