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占いや占星術は

古代から受け継がれてきた「ひとが、ひととして、ひとのために」作り上げた技法です。



人類の英知の結晶ですね。




そのツールとして【 星 】がたまたま、あった。

古代、人類の生活圏で全てにおいて共通の観測できる対象物といったら星空だけでした。



いつ、どこでも変わらず夜になれば瞬く星々を目印にすることは

大昔の人々にとってはごく自然の流れだったのでしょう。





現代では観測技術が発達して、いままさにそらで輝いている星々を生で知ることが出来る様になりました。



月はどこにいるか?


天の川はどのあたりか?



スピカやその他の星はどのあたりにいるか?





これを天体観測、宇宙物理学といい、 星をみる 行為ですね。




ですが、占星術のばあいはちょっと視点を変える必要があります。



何故なら占星術とは星をみているようで、実は全く違うものを見る行為なのですよ。




星をとおして 人を見る。




先ほどもお伝えした通り、占星術は人を見る為に作られました。



勿論現存の宙におわす星々と共に在り続ける技法なのですから勿論天体観測は欠かせません。





でもたとえば、私の使う現代占星術。


よくホロスコープを御見せしてますね?







このホロスコープは、

【対象となる日時の星の配置を「 占星術の技法 」に落とし込んで再構築された星の配置図】


です。


つまり、NASAや国立天文台が直に観測している星空そのままの姿では、ない

ということです。




ホロスコープの外側に並べられている12星座を観て頂いても、そうです。



横道十二宮と称される12個の星座は実際にこのままの姿で宇宙にあるわけではないのは、知ってますね?



この並びにされたのは古代バビロニアの時代

また最近の研究によってはより遥か昔の人々によって決められたと言われています。




当時の人類の生活の中心は「 太陽 」です。






その太陽のゆく道筋に控える12個の星座をあらゆるもの毎の目印にし、そこに




【 人の営み、ヒトの性質、ヒト社会のあらゆる物事 】を人が自ら落とし込んだ。



そしてその星座にどの惑星が入るか観察をし続ける事で出来がったのが占星術なのです。





つまり、星を通して、ヒトをみる 為のものなのですね。






ホロスコープがこの形を完成させ使われ続けて膨大な時間が流れました。




そして、時間の経過と共に宇宙も星の流れも変わり続けています。








ゆえに、私達占星術師や天文学者さんは常に観察し続ける事が必要なのです。



同じ宙は二度とない。



このホロスコープは【 星の形をした人の地図 】です。






星をみるのが天文学・宇宙物理学。




星を通して【 ヒト 人 ひと 】をみるのが 天体占星術。





お隣さん同時でも全く違う世界を見ている。


これも人類が紡いできた浪漫の一つですね。




SHOCOは人が好きなので、ヒトを見続ける為に占星術師をしております。






同時に自戒として

昨今、世相で忘れられがちな事が



「 占星術が 「ひとが、ひととして、ひとのために」 作られたもの 」


という認識です。






占星術はヒトのものです。


ならばそこに生じるあらゆる結果はヒトが負うべきもの。だと考えておりますよ。




星々に名前を付け、星座として結び、読み取り、見つめ続けることは



雑な言い方をすれば「 ひとが勝手に始めたこと 」なのですから。




星はただ、星としてあるだけのこと。






それでも夜になれば、宙で瞬き光を送ってくれる星に感謝し


人として受け取った、湧き出る物事を学び、活かすことが私たちに出来る最大限でしょう。




それを忘れてはならない。

私の今年の抱負のひとつであります。





より人が良く生き、後悔なく人生を謳歌する為にお伝えし続けております。








筋トレ占星術師SHOCO

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