マイクがあるから要らない?
なぜ発声トレーニングに筋力トレーニングが必要なのか。
現代はあらゆる音響機器を安価にすぐに手に入れられますね。
リモート社会となったいまや、表現家の主戦場はほぼネットの世界へと切り替わりました。
画面上では自由に見せ方、聞かせ方を変える事が出来ます。
またネットに移行したことによって誰でもアクセスできるし発信もできる。
従来のしがらみや階級的な枠組み、業界独特のプロダクションパワーに潰されることなく制限も受けることもない。
なので世界中の人々が表現家、パフォーマー、役者、歌手などのびのびと自己表現することが可能となりました。
とてもすばらしいことだと思います。
ただしひとつの疑問も同時に生み出されたと思っております。
それは【アーティストの品質保証】です。

「 マイクがあるし発声力は求められていない。」 その通りかもしれませんね。
ただもし、生の舞台に立つ日が来たらどうでしょう?
リモート動画のちいさな枠から出る日が来たとき、
あなたが、生の声、広いステージでムーブメントも同時に求められる日が来たとき、
果たして声を保っていられるでしょうか?
たとえば。
生のステージでは誰しも緊張します。
テレビ放送の音楽番組にでる歌手ですら、緊張をします。
そしてその時、最初の一音を外すのです。
ダンスも演技もぶれるのです。
しかしその緊張状態でもパフォーマンスを保てる支えになってくれるのが筋力によるパフォーマンス維持力です。
正直もうしあげますと長年訓練している私も緊張はします。 手が震え、血流は波うち、心臓はバクバク。 汗だって出ます。
この症状が練習してきた音を外させ、 狙った音程を乱し 呼吸も荒くさせ 体力も消耗させ のどの粘膜もけずり枯れさせます。
ただしこれは運動能力すべてを奪われていたら、の話です。
「普段の能力の30% 。これを本番に対応できる
パフォーマンスレベルまで成長させる。」
100%ではなく30%。余裕ですよね。
しかし本番は魔物です。なにがおこるか解らない。
表現することに100%を傾けていたらどうなるでしょう?
対応し切れなくなり表現はくずれます。緊張もします。
だから「普段の30%」を他のひとから見たら120%(勝手にレベル上げ)だと思って貰える表現能力、発声能力にまで成長させることが必要です。
のこりの60%は自由に表現するためのリソースに残します。
これを可能とするために、全身を支配し意図するままに動かせる筋肉をそだてるのです。
Voice training
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