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マイクがあるから要らない?
なぜ発声トレーニングに筋力トレーニングが必要なのか。

「 マイクがあるし発声力は求められていない。」 その通りかもしれませんね。
ただもし、生の舞台に立つ日が来たらどうでしょう?
リモート動画のちいさな枠から出る日が来たとき、
あなたが、生の声、広いステージでムーブメントも同時に求められる日が来たとき、
果たして声を保っていられるでしょうか?
たとえば。
生のステージでは誰しも緊張します。
テレビ放送の音楽番組にでる歌手ですら、緊張をします。
そしてその時、最初の一音を外すのです。
ダンスも演技もぶれるのです。
しかしその緊張状態でもパフォーマンスを保てる支えになってくれるのが筋力によるパフォーマンス維持力です。
正直もうしあげますと長年訓練している私も緊張はします。 手が震え、血流は波うち、心臓はバクバク。 汗だって出ます。
この症状が練習してきた音を外させ、 狙った音程を乱し 呼吸も荒くさせ 体力も消耗させ のどの粘膜もけずり枯れさせます。
ただしこれは運動能力すべてを奪われていたら、の話です。
「普段の能力の30% 。これを本番に対応できる
パフォーマンスレベルまで成長させる。」
100%ではなく30%。余裕ですよね。
しかし本番は魔物です。なにがおこるか解らない。
表現することに100%を傾けていたらどうなるでしょう?
対応し切れなくなり表現はくずれます。緊張もします。
だから「普段の30%」を他のひとから見たら120%(勝手にレベル上げ)だと思って貰える表現能力、発声能力にまで成長させることが必要です。
のこりの60%は自由に表現するためのリソースに残します。
これを可能とするために、全身を支配し意図するままに動かせる筋肉をそだてるのです。
https://shoco.info/voice-training/
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