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春分の日 守備と自衛の1年。

すべてはそとに出るために。
守るモノ。溶かしてゆくモノ。




・月【 国民・個人の思考 】月は天秤座と蠍座の境目に位置します。
この場所を占星術用語でバイアコンバスタVia combusta(焼け野原)と呼ばれるポイントです。



なぜこんな呼ばれ方をするのかについては諸説あります。


が、このポイントにパーソナルな星が来た時の肌感覚から推察するに、
この他者との交流によって自己を見いだす天秤座から
己が精神奥深くにダイブしてゆく蠍座への越境は、
それまでの過去、アイデンティティを一度燃やし尽くすか
のような経験をすることになるからでしょう。


つまり次の成長段階に移るには自己の全否定。

反省するかのような葛藤が必要となるからです。



そんなポイントに月が来ている。

これはおそらく私達日本人だけではなく難民を意味するともよめます。

天秤座H10は政治、国政の領域です。


それが外的交流=外交の色味の強い天秤座が位置し、

さらに上記のようなエネルギーを内包する月がいる。


ということは改めて個人の現実的な土着性が失われ
H11領海の蠍座において新たな生き方の模索をする非常に過酷な葛藤性が見えます。


これは私達日本人もおなじくです。それはなぜかー




太陽【 国のトップ、国家、政府 】


・太陽【 国のトップ、国家、政府 】太陽はH4にて
牡羊座の始まりに位置しています。


H4は「土地、国土、地方、農耕地、資源」を表します。
マンボウが明けますね。


つまるところ外国からの人流もより活発化させる流れとなるでしょう。


経済の疲弊から外国通貨の流通もうながさねばなりません。

が、海外は相変わらず不穏な動きばかりです。
へたをすれば日本にも侵略のまのては伸びかねません。
実際にミサイルを打ってきたり領海侵犯をする国はいますので。

太陽がこの配置にあるということは、今年一年は

「 国土を守る、足場固めをする 」

流れに追い込まれる事態が起きると推測できます。



ですがそこに住むわたしたち国民はまた違った動きをしはじめる予想です。


これまでずっと行動を制限されどこにも行けずにいましたね。
国の足場固めの意図に反しておおいに
コミュニケーション活発な一年となるでしょう。




月(国民)がH10➡H11にへ。12星座後半の星座にあり、現実世界で表す物事では

「 越境、ネット通過、領海、デジタルネットワーク 」のラインにはいろうとしています。


外活ないし、意志をおなじくするコミューンでの活動はより活発化しますし、
おそらくネット上でのそういった流れを後押しするようなシステムも発展すると思われます。 


その意志の裏側には【もう頼れない。出来る事を模索しなければ】という
若干悲しい精神面が見られます。
でもその通りなんですよね。頼りたいけど頼れない状況があまりに多すぎますから。

だから上にではなく、精神的にも支え合える横のつながりを求める傾向になるのです。



また太陽と月は不調和の角度にあります。

この一年は政府の意図と国民の生活動向が噛み合わず
なにかと摩擦を生む歳になるでしょう。

すでに高齢者への¥5,000配布などでくみ取り間違いは起きていますし。




ASC 日本全体の向かう方向

射手座 24度コテージの門にとまっている青い鳥


・ASC「日本が向かう方向性」ASCは射手座の24度に位置します。

ですがそのほとんどがH12「 隠された場所・更迭・拘束 」にあります。

外に向かう力の制限がこれまでどれほど強かったかを物語っています。
それがやっと明ける!とあってはいっきに人々の意識は

「過去の経験がある!!だからだいじょうぶ!!」となるででしょう。
ちょっと危険な楽観視でもあります。


また魚座木星との過激性をつよめる角度配置はひとびとの発信性を誇大的に
うつす可能性があります。

「これだけ辛かった!!苦しかった!!なにもできなかった!!だからやるんだ!!」

もうコロナにも慣れ切ってしまった、じつはなんともなかったという
個人的な経験を大義名分に使いかねない流れです。これは少々注意が必要です。



そもそもASCの度数の意味は【 土台に吉あり、飛躍のために過去の蓄積から得た知啓と場所を使いこなそう 】です。


サイン内にあるコテージを想像してみてください。アメリカンカントリーなソファなどを置いているコテージです。あれは家、だけど外ですよね?家の敷地には違いないですがご近所さんなら誰でもは入れたり、家にはいらずとも交流のできる外界と隣接した空間です。 


射手座独自の外社会に向けた精神的、知的好奇心のどの部分をオープンにして発信し、繋がってゆくかが焦点となります。でもそれには基点となる経験や知識の確実性がモノをいいます。必要なのは寛容性です。

青い鳥の物語は

【 幸せは意外と近いところにすでにある 】

【 すでに幸せであることに気付いゐていない 】

というメッセージ性をはらんでいますね。

鳥は情報や啓示を運ぶ幸運の象徴であると同時に、あらゆる情報を運んでくるニュースソースでもあります。それがあなたの育ってきた、場所に止まっている・・・。

ココから読み取れるのは、

・日本人としてのアイデンティティ、自国愛、住んでいる場所、コミュニティに思いを馳せる。
・その場所から得ている恩恵を感じる。再認識する。
・そだってきた風土から得たパーソナリティを見直し。
・上記をふくめて外側とつながれる部分を見いだす。
・寛容に外のカルチャーとの溶け合いが可能な部分を見つける。
・グレーゾーンに光を当てる。


ただしこの流れに対する抑圧は強くなるのも難点です。
MCのてんびん座は確実に社会交流が主流となる流れであり
個人が台頭することを指しています。

が、対抗にある太陽がその場に縛り付ける、
抑圧する政府の動向は見て取れます。

日本人が居なかれば、日本は日本でなくなる。
だから海外に行ってほしくない、という意図です。


またそこに同時に「癒し、試練と解放」を意味する
キローンがいます。のでむしろ、抑圧がつよまれば強まるほど
街巷での「抜け出すんだ!!」という覚悟は強固になっていくでしょう。


守りつつ外に出る。



一方そとに意識が向かうのは国民だけではありません。太陽とASCはおなじ火のエレメントであり意図意欲を意味します。それが調定の角度をとっているので、政府としてもいい加減海外との交易を開始する頃でしょう。

H7蟹座のルーラー月がH11天秤座に=戦争外交からの守衛
H11蠍座のルーラー冥王星がH1山羊座に=国家間の境界の解放、再生。


また別読みですがH2「経済・国家資産金融資産」水瓶座の火星(牡羊座)・金星(牡牛座・天秤座)は経済制裁を意味・してます。米国と意志をおなじくする諸外国との連携も強くなり、地味にも今年は今問題の国に対する制裁活動は続いてゆくでしょう。


エネルギー資源の変化


山羊座の冥王星がH1にあることも見逃せません。徐々に物質、国土が国のすべてである概念からはなれてゆく流れを読めます。冥王星はプルート「プルトニウム核」を表す星です。



今回ウクライナ侵攻によりチェルノブイリ原発の占拠あがありましたね。
巨大なエネルギー原となる原発の恐ろしさや核弾道ミサイルの悲惨さは
日本が一番よく解っていると思います。


これからまた新たなエネルギー資源開発への転換を予期させる配置です。

次の星座である水瓶座は「最先端技術、ネット、博愛」の星座であり
そこに試練現実化の土星が居ます。課題はもう見えている状態ですね。


金融の変化


H2に水瓶座が居ることから【金融資産の重要性、有用性】が
見直されるうごきもあるでしょう。

ビットコインなどの仮想通貨やキャッシュレス化の進行などです。
元より各通貨変換時の為替差をなくすために考案された
世界共通の通貨が仮想通貨です。使われ方が改められるのでは?




文化・芸術・娯楽の動向


ざんねんなことに今年大きな動きがなさそうなのが
芸術、エンタメ、カルチャー、娯楽の分野です。

牡牛座の天王星やDHがいることから注目を
浴びるような転換が予想されます。

が図式内でもその範囲はせまく成長段階となるでしょう。

豊かさ、育成を表す牡牛座なので文化芸術にかんする
助成金や支援などは、将来性(水瓶座の金星・火星から文化庁や官僚世代が好むような)の要素がつよい企画、団体へと偏るでしょう。


なので過去既存の繰り返しのような企画ではあまり多くを
期待できないかもしれません。

海外との交流もつよまるので海外向けの
作品つくりに移行する流れもあるやもです。



ー全体を通してー



2022年は総じて「回復の最終ライン」という空気感がつよく見られます。


それは世界全体から私達個人の生活にいたるまであらゆる面でです。


逆を云えば2022年を通してどれだけ己の枠を、はずせる処は
外して世界と繋がれるかが勝負のカギとなってきます。


そして新たな始まりを2023年に向えるのです。

なのでうかうかはしていられないでしょう。



今年は惑星の配置が左半球(自力で切り開く能動性)に集結しています。

右半球(他者の力をかりて生み出す受動性)がおろそかになる傾向にあるでしょう。


いかに忘れがちな他者との共同作業を意識するかもキーポイントです。

関わり合い、頼り合い。そのためにいきなり自走で
飛び出そうとしないことも大切です。


また隙間のあいてるH7~9の星座や分野を見る限り

【 如何に自身のなかみをてらいなく表現できるくらいにまで
練磨し確実なもの、社会的にまっとうなものとしてみられるようにするか 】


皆さんが社会に生きていく上で焦点となるでしょう。




永くなりました。でもこれも今後の経過で如何様にも変わります。

ワタシも世の動向を観察しつつ加筆してまいります。

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