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日蝕から月蝕を知る 月の欠損が太陽をつよくする?
今回の蠍座満月は皆既月食も含みますね。
占星学における日蝕・月蝕の影響というものはあらゆる解釈がなされてます。
「スピリチュアル占星術」の著者ジャン・スピラーは、この本の中でこう記しています。
「その人が生まれる直前の日蝕は【 現世において果たすべき使命、役割 】を示し、
月蝕は【 役割を果たすために求めるべきもの 】である。」
ワタシ自身はスピリチュアリズムに寄ってはいないのでまるまるこの文面を飲んでいるわけではありません。ただやはり占星学の大家の一人と云われる方が長年の研究の末に見出された事ならば、きっとこの奥に日蝕・月蝕が示すエネルギーの真意があるのだろうと考えておりますよ。
そもそも、ヒトひとりをして【使命・役割】といった考えはどこからくるのだろう?
ワタシはここで実際に宇宙でおこっている現象そのものに立ち返りました。
日蝕・月蝕のしくみについては国立天文台の解説がわかりやすい!!
⇊
https://www.nao.ac.jp/astro/basic/solar-eclipse.html
上記を読んでいもらったのを前提として(笑)
ジャン・スピラー曰はく、日蝕は「 月が宇宙空間とのパイプ役となり、より人類の集合意識が天、太陽に届きやすくなる。」と云っています。
またワタシの見解ですが、日蝕では月が太陽と重なることにより、本来地球にあたるはずだった光が月にあたります。光のあたった部分を月のおもて面とすると、地球には月の裏面、影の部分があたることになります。
そのため月=深層意識、幼児性、純粋な願望の裏の部分もつよく打ち出されることになります。
・太陽の 絶対的な社会意志
・月の 純で幼い個人の感情
この二つの相反するエネルギーが同時に地球にいる私たちに強く影響をもたらします。
また太陽の光を遮り、太陽を欠かして見せるほどに、地球・月・太陽の距離は絶妙な配置になっているはずです。このときおそらく月と太陽の力は拮抗するほどと考えられます。
ではなぜジャン・スピラーは日蝕を【使命・果たすべき役割】と唱えたのでしょう?
人はそのときどきにおいて何か目指したいこと、生きる目的、よろこびに向おうとする際、
推進力となっているのは太陽の「意志」です。
強い自制心による熱意、やる気、生命力を表す太陽の力が勝っているのです。
ですが人は完ぺきではありません。やる気が起きない理由も持っていれば
単純に能力不足で在ったりもします。
日蝕の際に、太陽から自身に付与された強い目的意識、更にはその自分の日蝕のエネルギーベクトルへと視点を向けさせられます。そうなるよう社会全体が動かされます。
ですが月の影を魅せられる地球側では同時に「不安、恐怖、焦燥」といったネガティブさも強まるのです。
個々で太陽の意志と月の感情面での葛藤が生まれるのです。
人は月によって自身の欠けている部分や、人として未熟なメンタル面を自分が持っていることに気付かされます。
なにか達成できたことがあったとしても、その裏には思いもしなかった汚い感情、欲が隠れてゐたり、
ほんとうなら高潔な意識で取り組んでいたことが、ただの利己的で幼稚な願望のために行っていた。
そんな己の裏面、月のダークサイドに気付かされた時。どうなるのでしょう???
普通なら、反省します。
そしてまだまだ自分には足りないところがある、未熟な所があったのだと気付き改善しようとしますよね。
ここであらたに「意志、決意、使命感」をより強固で純粋なものへとしてゆくのです。
まさに月の裏面をもって太陽パワーを確固たるものへする、逆説的作用に至ります。
このメカニズムから、簡略されて日蝕の日は人間社会において
【使命・役割】に気付く、付与される日
と認識されたのではないでしょうか。
この考え方はワタシ個人の者ですが、実体験からあながちずれてはいないと思っています。
如何でしょうか?
では、明日の5月16日の蠍座満月・皆既月食はどうなるのでしょう?
ひきつづきブログにアップしてゆきますね。
また日蝕・月蝕の影響はその日限りではありません。
さきの牡牛座日蝕についても、また今年の11月に〆の日食がもう一回おこります。
月蝕もおなじくです。
みなさまの道行きによき日々となりますように。
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