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おひつじ座新月


まずH8の牡羊座であることから、成果を得るために新たなことをスタートさせたい。
挑戦して得たいものがある。というエネルギーが高まってきます。

H8の場所は後発的利益、資産、継承、保証をいみするので
【 ことを成した暁には成果報酬や状況の変化を求める。現状を変えたい。】

という思考がひとびとの行動の裏面につよく根付く形です。




牡羊座らしくない新月



基本的に牡羊座は至極純粋な気質をもった星座です。

一番最初の星座であることからその内側は赤ん坊と同じです。
人を疑わず、裏を見ることなく、そして自身の内側に対しても影を落とさない

まっさらで純粋な生のエネルギーに溢れています。

ですが今回の新月の惑星の配置ではそう単純に真っ直ぐさは出せない形となっています。

言うなれば【 もっとも純粋なコアの部分を通すために、あえての二面性を使い分けていく 】

という形です。

牡羊座で太陽と月が重なるポイントは11度。
国家の支配者】という場所です。その意味は「支配・権力という構図に興味をもつ」というモノです。

人は複数人でコミュニティを形成すれば必ずその場のルールに従わなければなりません。
そこで必要なのは人を従わせる絶対の力です。力が無ければ人は勝手に動いてしまいますから。

なにかを成すためにあえて不自由さを作る力に初めて触れる度数です。

また対向の天秤座11度は【眼鏡越しに、自分の生徒をじっと見る教授】といいます。
「指導したり教えたりする」「知識をわかりやすく伝える」ことを意味しますが、その本質は
「教えるヒトと教えられるヒト」が存在するという状況にあります。

上記の新月の11度と見比べてもその型式は似ていますよね。つまり【二つの立場の人間がいる】ということです。


今回の新月のエネルギーは、この【二つの相反する、しかし関わりをもつ立ち位置を、個人が場面場面で使い分ける。入れ替わりつつ、上手く立ち回る】ことを指していると考えられます。


H7の魚座木星・海王星 理想のために過去を捨て去る?相手を変える?


つよく押し出される牡羊座新月のエネルギーから人々の行動について逆の流れも想定できます。


H7はパートナー、仕事相手、妻夫などを表します。なのでこの新月にいたるまでの過去に経験した人間関係、職場環境によっては意思決定の焦点が【 相手 】となるか【 得られる報酬・評価・利益 】となるかで揺らいできます。

過去やこれまでの相手を変えたいが為に新たな事に挑戦する、場所を変える、例えば良い条件の職場を求めて転職活動をする。そのために時間の使い方、労力の傾け方を変えてゆく。ライフスタイルを崩してでも現状を変えてゆくこともあり得るのです。なので人によっては離別を図ることにもなるのでしょう。

一見わがままを増長させるように思える配置ですが、むしろこれまで自己意思を押し込めて仕事や日々の雑事にまみれた来た方にとっては、ここぞというばかりに思いを溢れさせるパワーへと変わります。

なぜならH6の水瓶座の強烈な「社会の未来のために自分の役目は果さないといけない。そのために変化を厭うことは出来ない」という合理的かつ義務感のつよい精神論が世間を覆うから。


更に強く後押ししてくる変化の力はH9の牡牛座天王星

「変わるためなら能力開発、勉強、研究の方向性すら変えるよ?見識、考え方も変えるよ?」


上右半球に集中し切っている配置パーソナル天体は男性星座に、トラサタは女性星座に分けられ、非常に行動的なエネルギーに満ちている。しかしその行動によって影響を受け返ってくるものは、受け入れられ方が歪んだ形での果てのモノになりそうです。

相手を傷つける可能性もあるし、理想の扱われ方ではないかもしれない。求めていた就業条件とはちがったり、職場環境は全然良くない。人間関係もいままで経験したことが無いような層の集まりだったりするかもしれません。


また不確かな物事迄ひきよせかねない配置でもあります。
このさきの満月迄は2週間ほどウソ幻、詐欺やごまかし、誇大広告、誇張された話、なども多く出てくる時期とも読めます。

アングル(星図を四等分する線)も柔軟宮に位置しています。なので基本的には状況を探り探りとなるでしょう。



ASC・Pof・Pos:かずかずの摩擦を経て理想を具体的に描けるようになる。

 ひとは来るもの拒まずの姿勢で居続けてしまうと、結局周囲からの搾取されるに甘んじる生き方をしてしまいます。ただ生きているだけでいいなら構わないでしょうが、そこに果たして個の人生はあり得るのでしょうか。ときに何かを拒み、なにかを避け、寄り分けした先に理想の形が浮かび上がる。今回の新月の場合は数日前からなにかしら「力を貸して」と求められることが多くありませんでしたか。

条件はさまざまなれど、ヒトには実生活を送っていく上で必要なお金、時間、労力、余暇があるはず。

先んじて理想のバランスを見いだし、そこに見合わないものはNoとする流れがあったはず。この新月以降はさらに外側からの要求が増してゆくでしょう。さらに個々のより分ける眼力、交渉力が必要となってくるでしょう。



逆読みになるが今回の新月では「変化しない・不動性」が見受けられない。不動宮である水瓶座の性質も、変化を促進するエネルギーであり躍動的な星が集結している。またそこまで派手派手しい影響を放たないはずの牡牛座も変革の星:天王星とともに「高等学問・研究・探求」のH9に位置しいてる。そのほかの星・星座・ポイントとなる点もすべて躍動的なようそをはらんでいます。なので現状を維持したい、おおきな動きを伴う展開を望んでいない人にとっては苦慮する新月となるでしょう。

まとめとアドバイス


★取り入れるべきことがあるとしたら、

もし受け身の場合

「立場にひるまないこと」
「あくまで平静を装うこと」
「感情的な焦りを表に出さない事」
「余裕ある振りをすること」

もし理想実現のために行動にでるのだとしたら

「現実的なキャパシティを見失わない」
「長い目で見た場合の有益性」
「叶えて行きたい理想・夢がいったいなんのためになるのか熱意をもって発する。」
「他人を巻き込むなら相手のできることできないこと、範囲をきちんと受け入れる。」


この星図でははっきりと関わる人間関係のなか立場立ち位置が別れる形となっています。


会社で謂うなら雇用する側される側・仕事を依頼される側依頼する側・上司と部下・顧客と企業など。


しかもそれぞれの要求が明確化されるエネルギーに満ちるからこその摩擦が生じるエネルギーです。



下手をしたらどちらの要求が優先されるか、押し合いへし合いの「夢同士の押し相撲」状態に陥るでしょう。他人の夢は結局のところ他人の夢です。双方にとってもそれは同じことでしょう。


なので上記の組み合わせ次第では離別、再編成を余儀なくするような変化に見舞われる可能性が大いにあります。


新月そのものは牡羊座でおきます。なににしても直感、フィーリング、感性がつよく押し出される配置です。意思決定、決断に決して感情を混ぜない事が肝心です。


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